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お名前.comのドメインのネームサーバーをCloudflareに切り替えた

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はじめに

お名前.comで管理しているドメインを解決するためのDNSレコードを管理するネームサーバーをCloudflareのものに切り替えました。その実際の手順をまとめます。

なおこの記事を書いている私はこういった操作についてまったくの素人です。用語の使い方を間違えている可能性がありますので、ツッコミ等あればこちらの連絡先からよろしくお願いします。

動機

GMOインターネットの運営するドメインレジストラである「お名前.com」ではドメインを無料で購入することができ、一見すると魅力的です。

しかしお名前.comは、大量のセールスメールを送り付けたり、管理画面において大量のポップアップを表示してきたり、更新料がそこまで安くなかったりと、デメリットが多いです。

ドメインを移管することでお名前.comとの縁を切ろうと考えるのは自然なことと言えます。移管先としてはCloudflare Registrarがよいと私は考えました。

Cloudflare Registrarはお名前.comのようなスパム紛いのことはしてきませんし、Cloudflareが提供する様々なサービスとの親和性が当然高いですし、なにより諸々の料金が卸売価格で提供されるため他と比べて安いです。

ドメインの移管ではまず、そのドメインのネームサーバーの設定を変更しておくことが推奨されています。この場面では、お名前.comで取得したドメインにはデフォルトでお名前.comのネームサーバーが設定されているので、これをCloudflareのネームサーバーに切り替えるわけです。

この記事では実際に行ったその手順をまとめます。

Cloudflareのアカウントを作成する

Cloudflareのサービスを使うために、まずはアカウントを作成します。下記リンクから作成しましょう。

CloudflareのダッシュボードでWebサイトを追加する

上記リンクのダッシュボードで、Webサイトを追加します。追加ボタンを押し、管理したいWebサイトのドメインを入力しましょう。ドメインとは、ここでは、お名前.comで管理しているものです。

WebサイトとはCloudflare上でWebサイトのドメインやDNSなどを管理するときの単位でしかなく、追加ボタンを押したからといって何か破壊的で致命的なことが起きるわけではありませんのでご安心ください。

Webサイトのプランを選択する

いくつかのプランが表示されますので、利用するものを選択します。私の場合は「Free」で十分でした。おそらくこの記事を読むような人も「Free」で十分だと思われます。

DNSレコードの構成を確認する

構成されるDNSレコードの一覧が表示されますので、確認の上、続行ボタンを押しましょう。私の場合、なかなか大量に表示されて驚いてしまいました。この構成はあとからでも編集可能です。私は深く考えることをやめて続行ボタンを押しました。

表示されるネームサーバー変更手順に従う

ネームサーバーのセットアップを完了するための手順が表示されますので、それに従って作業します。作業内容としては、レジストラ(お名前.com)の管理画面から当該ドメインのネームサーバーの設定画面を開き、既存のネームサーバー(dns1.onamae.comのような)を削除した上で、Cloudflareに指定されたネームサーバー(foo.ns.cloudflare.comのような)を入力して保存するだけです。

確認メールを待つ

お名前.comとCloudflareの両者から、ネームサーバーの変更が完了した旨のメールが送信されるはずですので確認します。

おわりに

一悶着あるのではないかと怯えていたのですが、意外とすんなり終わりました。しかしこれはドメイン移管の前段階でしかありません。実際のドメイン移管は別の記事にまとめました。