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私が好きでやったことが他の人のためにもなったらお得かも!

原神の紀行がめちゃくちゃ楽しいという話

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はじめに

オープンワールドなアクションRPGとしてとても人気な「原神」というゲームには、「紀行」という名前の要素が存在します。非常に楽しく有益なものですので、ここでその概要と効率的な進め方について語ります。

紀行とは

紀行とは冒険ランク20で開放される要素で、特定の期間でのゲームのプレイ具合で報酬が貰えるものです。

期間中に紀行任務をこなすと経験値が貰え、その経験値がある程度貯まるとレベルが上がり、そのレベルに対応した報酬が貰えるという仕組みです。特定の期間とはバージョンアップに伴うイベント祈願の期間とほぼ一致しています。報酬として貰えるアイテムは基本的にはモラや経験値本や魔鉱といった育成素材ですが、脆弱樹脂や出会いの縁(恒常祈願の石)といった貴重なアイテムもときどき貰えるようになっています。

紀行の楽しさ

紀行では任務をこなすことで経験値を貰いますが、この任務は、普段から原神を遊んでいる人にとってはよい刺激になる程度の難易度です。達成が難しすぎるなんてことはないものの何も考えずにプレイしていると達成できないものもある、くらいの難易度なのです。例えばデイリー任務としてある「毎日ログイン」や「デイリー依頼を4回クリアする」などは簡単に達成できるでしょう。しかしウィークリー任務としてある「『征討領域』または『弄狼の領主』挑戦を3回完了する」や「BOSS級の魔物を10回倒す」や「秘境挑戦を15回クリアする」や「地脈の花芽挑戦を20回クリアする」などはなかなか大変です。

これは原神に限らない話ですが、ゲームをある程度進め、そのプレイに慣れてくると、どうしてもプレイが退屈になってしまうものです。しかし、紀行の難しすぎず簡単すぎない程度の難易度の任務は、原神でのその退屈さを緩和させるのに役立ちます。紀行で貰える報酬はどれもあって困るようなものではなく、むしろありがたいくらいのものです。モチベーションを維持するのにとても役に立つのです。

紀行の攻略法

週ボスを3回倒し、ボスを10回倒し、なおかつ秘境を15回クリアし、その上で花芽を20回クリアする、そしてそのすべての報酬を受け取るというのは、限りなく難易度は高いものの不可能ではありません。原神におけるスタミナである樹脂は8分で1つ回復し、1週間は10080分ですから、樹脂としては1260だけ回復します。樹脂を30消費する週ボスの報酬受け取りが3回、40消費するボスの報酬受け取りが10回、20消費する秘境や花芽の報酬受け取りが35回となると、必要な樹脂の量は1190となります。ギリギリで可能というレベルなのです。

しかし実際のプレイにおいては、すべての報酬を受け取るなんていう真似はしたくないものです。育成したいキャラクターがいて、そのために必要な素材があって、そのために倒す敵がいて消費する樹脂があるのですから。受け取る必要のない報酬を受け取るために貴重な樹脂を使うのは気が進まないものです。

実は紀行任務の「倒す」とか「クリアする」とかいう行動には、報酬の受け取りは含まれていません。「倒すだけ」、「クリアするだけ」なのです。この仕様をうまく活用することで、樹脂を消費しないという意味で効率的な攻略が可能になります。

週ボスに関しては、報酬受け取りに消費する樹脂が3回まで半減される仕組みによって普通に高コスパであるため、3回まではやるべきでしょう。期待値などを求めて比較したわけではないのであまり具体的なことは言えませんが、実際にプレイした感覚として、コスパは高いと感じます。

週ボス以外のボスはキャラクター育成のために倒す必要があるものに関しては普通に倒すべきでしょう。しかし1週間に10回も倒すとなるとなかなか骨が折れる作業です。紀行任務達成のために数を稼ぎたいだけであれば、簡単に倒すことができるボスを倒し、しばらく待って復活させ、また倒す……ということを繰り返すのがよいでしょう。ポケットワープポイントを使ってボスのすぐそばにワープできるようにしておくと時短できて便利です。

秘境に関しては、とても簡単な秘境を何度も周回するというのがおすすめです。私はいつも、璃月の帰離原にある「墟散人離の処」という秘境を使っています。この秘境には、操作しなければならないギミックはありません。入って目の前に敵がいるので倒すだけです。そしてその敵というのも、アビスの魔術師・炎が2体とヒルチャール・岩兜の王が1体だけです。敵のレベルは低いため、適当に殴っているだけで倒れます。そして何より、落とす元素エネルギーの量がとても多いです。元素爆発を溜めるためだけにこの秘境を訪れることがある程度には、簡単かつ美味しい秘境です。

花芽には2種類あり、現在実装されている5つの国にそれぞれ1つずつ設置されています。常に10個の花芽がテイワットに存在するということです。基本的に花芽は、クリアしたとしても報酬を受け取らなければ復活しません。しかし例外的に毎日午前5時に、クリア済みの花芽が消え、未クリアな花芽が出現するリセットが起きます。つまり毎日10回までは、樹脂消費なしでクリアできます。報酬を受け取らないのに花芽をクリアするという行為に虚無感を覚えられるかもしれませんが、こればっかりは仕方がありません。花芽では出現した敵はアイテムやモラをドロップするので、それを報酬と思うしかありません。敵としては精鋭が出現することもあるので、私はこれを精鋭狩りのようなものだと思うようにしています。

おわりに

簡潔にまとめると次のようになります。

  • 紀行はモチベ維持によい
  • 紀行任務の「倒す」や「クリアする」には「樹脂を消費して報酬を受け取る行為」は含まれていない
  • ボスをサンドバックにしたり、秘境を観光したり、花芽で遊んだりするだけでOK

以上です。樹脂はないものの時間なら有り余っているという人はぜひやってみてください。