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私が好きでやったことが他の人のためにもなったらお得かも!

生活習慣改善プロセスにおけるめちゃうまプロテイン飲料の役割に関する一考察

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どうも。病気で健康を害してから10年ほど引きこもり生活を続けている者です。これまで健康のためにいろいろなことに取り組んできた人生ですが、事あるごとに酷く痛感することが一つあります。

健康は、“すべて”の土台です。

学業を修めるにも、労働に勤しむにも、それらを通して金銭を得ては消費し便益を享受するにも……何をするにも健康な肉体が必要です。なぜ日本国憲法で「健康で文化的な最低限度の生活」というフレーズが使われているのか、今ならよく理解できます。健康な生活と文化的な生活は切っても切れない関係性にあり、健康を著しく損ねた生活とはすなわち、いくら文化的にしようにも無理があるものなのです……。

というある種の悟りを開いた私は、いつまでも治らない難病を抱えつつも、できる範囲で健康体を目指して生活しています。(昨日のブログでは、ひなたぼっこを「合法的な範囲で一番ヤバい行為」として紹介しました。)

今日のブログでは、「せっかく健康のために運動をしているというのにタンパク質の摂取量が足りていないのはよくないよね」と思って飲み始めたプロテインについて記録を残しておきたいと思います。

プロテインとは

そもそもプロテインとはタンパク質を補うことを目的とした栄養補助食品です。大抵粉末状に加工されており(プロテインパウダー)、それを水で溶かして飲むことになります。タンパク源としてはおおまかに牛乳由来のものと大豆由来のものに分けられ、前者にはホエイプロテインやカゼインプロテインが、後者にはソイプロテインがあります。

(ホエイというのは乳清のことで、乳から乳脂肪分を除いたようなものです。ヨーグルトの上澄みの水分のことを乳清と言ったりもしますね。カゼインは乳の中に含まれるタンパク質の一種で、カゼインプラスチックの科学実験で名前を聞いたことがある人もいるかもしれません。)

さて、それではプロテインを飲めば筋肉がつくのでしょうか? ……いいえ、そんなことはありません。あくまでプロテインはタンパク質を補給するためにある補助食品であり、筋肉をつけるのは運動です。しかし、食事から摂るタンパク質が不足していると、せっかく運動をしても筋肉がつきづらくなってしまいます。運動により傷ついた筋肉が修復される際に筋肉はより大きくなるものですが、そこにプロテインが効くのです。

では、どの程度運動をする人であればプロテインを有効活用できるのでしょうか? そもそも厚生労働省が公開する「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、タンパク質の推奨量は1日あたり、

  • 成人男性:65g
  • 成人女性:50g

となっています。

なお、タンパク質を摂り過ぎることについて、腎機能に負の影響が与えられることや腎疾患の発症リスクを高めるといった結論は得られていないとのことです。

現時点ではたんぱく質の耐容上限量を設定し得る十分かつ明確な根拠となる報告はないため、耐容上限量は設定しないこととした。

だからといってたくさん摂ればよいというものでもありませんが。摂取しきることができないと便として排出されるだけなので、普通にもったいないです。プロテインだって安い食品ではありませんからね……。

物にもよりますが、プロテインは1食分(1回分?)に20〜30gのタンパク質が入っていることが多いようです。前述の通りたくさん飲めばよいというわけではないこと、そもそも普段の食事からもタンパク質は補給されていることを考える必要もあります。こればっかりは個々人の普段の食生活と、購入したプロテインのパッケージに書かれた栄養成分表示を照らし合わせて考えるしかないでしょう。

なぜ飲むことにしたのか

なぜ私がプロテイン飲むことにしたのか? ……ずばり、「筋肉量が少ないことが原因で様々な健康上の問題が出ていると考えられるから」そして「それらを受けて、結構頑張って運動しているから」です!


まずは健康上の問題について。

例えば、末端冷え性。特に足先が酷く、毎年冬には、霜焼けになったり紫色になったりしてしまいます。足首まで覆うような防寒用ルームシューズを1日中履くことで去年は乗り越えましたが……一般的にはこんな風に冬を乗り越えることはないんですよね。

例えば、基礎体温の低さ。平熱が35.5℃くらいしかないというのは免疫機能を考えたとき、よくないでしょう。1週間ほど前に風邪を引いて熱を出したときですら、体温は37.0℃でした。ちなみに日本人の平均体温は36.89℃です。たっか!

例えば、体重の増加。ストレスからヤケ食いしてしまうことがあり、体重がどんどん増えてきているのです。とはいえ元々痩せすぎだったので、やっとBMIが正常値になってきた感じではあります。平均体重と比べるとまだまだ痩せていると言っていいでしょう。とはいえ、痩せてガリガリだった体に脂肪がついた状態であり、健康とは程遠いです。


これらの問題を受け、検討に検討を重ね、私の生活には圧倒的に運動が不足しているという事実に立ち向かう決心を固めました。最近は結構頑張って運動しています。

ウォーミングアップとしてのラジオ体操は、第一のみならず第二もしています。正しいフォームを勉強し、常に「どこに効かせたいからこの動きをしているのか」を意識しながら行っているため、効果は確実にあるでしょう。

そして、スクワット。人体でトップクラスに大きな筋肉が密集している太股からお尻にかけてを鍛えるのが、最も健康に寄与しやすいのではないかという判断に基づき、筋トレをしています。立ってできる上に跳ばないので、騒音もなく、関節も痛めにくく、とても続けやすいですね。脂肪燃焼効果も高いはずです。部分痩せが科学的に存在しない以上、脂肪燃焼のためには、単純に消費カロリーを増やすことが重要になってくるためです。大きな筋肉への負荷が、カロリーを消費しないということはないでしょう。

また、心肺機能を上げるために、マウンテンクライマー(騒音を抑えるためゆっくりと)やジャンピングジャック(音を立ててもよい場合には)などをやることもあります。HIITトレーニングの中で取り組みやすいものを見様見真似で取り入れている形です。ただし、運動負荷が高すぎて長続きしないだろうものや、腕立て伏せなどの慣れていないと関節を痛めそうなものはスルーしています。続かなければ意味がありませんから。


しかしこのような運動を生活に取り入れ、ある程度習慣化できた時点で、ふと思うことがありました。

「筋肉をつけようにも、食事からのタンパク質摂取量が少ないのでは?」

我が家の食事は、しょっぱいおかずで白飯を腹に入れることに特化しています。一目見てわかるほどには、炭水化物や脂質に偏っています。塩分も多いでしょうし、野菜も少ないです……。

しかし、実家暮らしなのもあって、この食事を今すぐ改善することは難しい状況にあります。私だけ別の物を食べることはできませんし、かといって家族の食事も含めて改善するとなると話がおおごとになってしまいます。

というわけで、プロテインという栄養補助食品の出番なのではないかと考えたのです。

あとついでに、プロテインを買えば「無駄にしたくない」→「消費しないと」→「運動しないと」と運動のモチベも保たれるようにも思えたことも、理由の一つです。

飲んだ感想

さて、実際に上記の筋トレをこなした上で飲んでみた感想ですが……✨めちゃうま✨でした!

私が飲んだのは、Amazonで売れ筋ランキング1位のホエイプロテイン(カフェオレ味)です。

カフェオレ味と聞いていたのでもっとビターな味わいかと想像していたのですが、その想像以上に甘くて、普通にびっくりしました。甘いものが苦手な人にはきついかもしれませんが、私は甘い飲み物を飲む機会のない人生を送ってきたのもあってか、結構楽しく飲めています。ただそれでも多めの水でプロテインを溶くくらいには、そしてプロテインの後に水を飲みたくなるくらいには、とても甘いです。

実はこのプロテインを飲む前に、家族が買って(余らせて)いたソイプロテインを試しに飲んだこともありました。SAVASのカフェラテ味です。ソイプロテインは大豆の風味がするとかで気になる人もいるらしいのですが、個人的にはそちらも美味しく飲めました。(ソイプロテインには大豆風味をあえて活かしたきなこ味などもあるらしく、普通に飲み物として気になりますね。)

ホエイプロテインはソイプロテインよりフレーバーの選択肢が多いらしく、自分にあった味を選びやすいと言われます。今回買ったカフェオレ風味は1kgもあり、おそらく飲み切るにはあと数週間かかると思われるため、次買うフレーバーはまだ決めていません。もしかするとこの味が気に入って今後も買い続けるかもしれませんし、もっと別の味が気になって買うかもしれません。

まとめ:目指せマッチョマン!💪

マッチョを目指すというのは流石に冗談ですが、とりあえず足先の冷えが改善されることを期待して、頑張っていこうと思います。

ちなみに:プロテインシェイカーについて

ちなみにプロテインシェイカーは100均で安く売っているようです。

560mlで100円。見たところ普通に使えそう……というか、キャップをはめるネジ山が口元にこないようになっているようで、使いやすそうですらあります。よく考えずにSAVASの有名なやつを買っちゃいましたよ……。