毎日1本の記事を書いてブログに投稿する生活を送ったら何が変わるか(何かが変わってくれないか)と考え、12月1日から25日まで挑戦してみていました。途中ネタ切れに苦しみつつもなんとか25本の記事を書き切ることができました! 以下がその25本の記事のタイトルをまとめたものです。
- お一人様アドベントカレンダーに挑戦してみる
- 合法的な範囲で一番ヤバい行為、ひなたぼっこについて
- 生活習慣改善プロセスにおけるめちゃうまプロテイン飲料の役割に関する一考察
- せっかく音楽を聴きながら筋トレするならノリノリになりたいよね
- いい感じのRSSリーダーを探さなければならない
- 宇沢レイサちゃんの“謎ダンス”が筋トレに効くとして私の中で話題に
- Cloudflare WorkersでFirefoxのリリースノートのAtomフィードを作る
- AIをフル活用してうちの子を錬成し、SNSアイコンを作った話
- AI翻訳は万能ではない——誤訳に備え、人間の推理力をも活用していこう
- Gemini CLIがFirefoxで認証URLを開けない原因を調べた
- 計算尺モドキを自作して遊ぶ
- 自分なりの呼吸法で、入眠がうまくいくようになった話
- マインドマップ再考:文書執筆のための「中間生成物」とは何か
- 記事執筆の効率化戦略:AIとの分業と「解釈違い駆動執筆」について
- scrcpyを使ってAndroidスマホのマイクで拾った音声をパソコンで流してみる
- ゲーム実況動画制作プロセス再考:後工程に情報を残し、構成をユニット化する
- 反応の設計思想:絶対に依存性のない安全なものとはなんだろう
- 「フィルターバブル間交流」と私のおすすめのYouTube動画・チャンネル紹介
- 執筆にGitは本当に役立つか?——はい。ただし……。
- 「Webにおける画像の大きさの取り扱いって地味に難しいよ」という話
- ロボット掃除機は銀の弾丸ではない。でも、それがいい。
- 【いい椅子は】2025年に買ってよかったもの/後悔しているもの【いいっすね】
- 2025年を振り返り、焦燥感って何も生まないなと感じた
- 2026年の抱負:生活改善習慣の維持と趣味の深化
- なんとかお一人様アドベントカレンダーを完走しました!
およそ11万文字ほど執筆し、1記事の平均文字数はおよそ4600文字。あまりにも短く何の役にも立たないような記事は書きたくなく、「いかがでしたかブログ」のような冗長な文章にはしないよう相当気をつけていました。気をつけた結果が1記事4600文字ということですので、悪くはないのではないでしょうか。
ブログの1日あたりのアクセス数はもともと65PV前後でずっと推移していましたが、この25日間の平均を取ると1日あたり80PVでした。Fediverseの一角で数回話題を集めたことで微増、といったところでしょうか。とはいえ話題性とは風化するもので、継続的な効果は期待できないでしょう。まあ、Webの海を漂わせておきましょうか。
しかし結局のところ、この挑戦を経ても、何か意識的なものが大きく変わったわけではありませんでした。とはいえたった25日間の挑戦で、これまでの数十年の人生が引っくり返っては逆に怖いですし、こんなものでしょう。寝かせていた下書きや、書こうと思いつつも書かずにいたネタを記事として仕上げて、公開するタイミングとしては役立ちました。また、普段SNSに吐き出している思考を記事としてある程度まとまりある形で残せたことも良かったでしょう。
25日間、1つのテーマに向き合った経験は今後何かの役に立つ……のでしょうか? 正直なところ疑問です。書けるときに書いて、書けないときは書かずにストックで誤魔化す……という執筆スタイルだったため、毎日時間を設けて計画的に取り組む習慣ができたわけではありませんでした。ネタを思い付かないことに最も苦労させられたわけですが、「ネタを計画的に思い付く」ことが常人には難しい以上、ストックで誤魔化すことになるのはどうしようもないかもしれませんが。
しかし、「ストック前提なら回る」というのは重要な気付きかと思います。これはつまり、ストックが許される場面ならある程度回せるということ。そして世の中にはそのような成果物の流量を自分で調整できるタイプの活動が意外とたくさんあるはずです。具体的には、ブログとは別の趣味として取り組んでいる動画制作がそうです。16日目の記事として、動画制作プロセスの最適化についても考察できました。今回の挑戦のように、動画制作に注力する期間を設けてみるのも悪くはないかもしれません。
動機は弱くとも、計画し、実行し、評価することはある程度できました。なんとなくで始めた企画をなんとなくで終える形になってしまいましたが、記事という産物もある以上、決して無駄ではありません。派手な成功談ではないからといってあまり悲観的にならず、冷静に受け止めましょうかね。